ゴルフカートは、いざ運ぶとなると意外と大きく、大型車両を手配してもなかなかスムーズには詰め込む事が出来ません。
また、手配する車両によっても守らなくてはいけない事がありますので、その方法を全てお教え致します。
積み込む手段は基本的に、トラックのサイドから積載するフォークリフト、吊り上げて載せるユニック、 板を荷台に掛けてカートを自走させて乗せるアユミ板(アルミブリッジ)の3つがあります。それぞれメリットとデメリットがありますので、一番良い方法をお選び下さい。
ゴルフカートを運搬する際に使用する車両は基本的に10t車か4t(ロングボディタイプ)車になります。
*いずれもワイドボディタイプになります。
覚えておきたいのが最大積載台数で、10t車には2人乗りカートが8台、5人乗りカートが6台積載可能。
4t(ロング)車には2人乗りカートが6台、5人乗りカートが4台積載が可能になります。
ただし、一部の大型カートは不可。
4t(ロング)車での搬送 | 10t車での搬送 | |
---|---|---|
2人乗りカート | 6台 | 8台 |
5人乗りカート | 4台 | 6台 |
数ある大型車でも、一番積載が簡単なのが平ボディ車です。
一部の大型カートは別ですが、通常であれば、問題なく上記にてご紹介した台数の積載が簡単に出来ます。
格安車両の帰り便等を探すと、いつも平ボディ車とは限りません。
ウイング車で積載しなくてはならない事も多々ありますので、積み込み方法をご紹介致します。
ウイング車を使用する場合、通常のカートでもアームレストは外さなくてはいけません。
下の写真の様に2箇所を外せばアームレストは簡単に外せます。
古いタイプのカートや外国製のカートの場合はネジが内部にある場合もあります。
国産のカートであれば通常はネジのサイズは12になります。
積載が終わりましたら、今度は走行中にカートが傷付かない様に保護・固定をします。
通常トラックには毛布や発泡スチロール、板などを積んでおりますので、これらをうまくカートの間に挟み破損を防ぎます。
また、トラックは通常ラッシングベルトも積んでおりますので、これを使いカートをしっかりと固定させます。