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陸送時の基本 Basic Rules of Transportation

ゴルフカートは、いざ運ぶとなると意外と大きく、大型車両を手配してもなかなかスムーズには詰め込む事が出来ません。
また、手配する車両によっても守らなくてはいけない事がありますので、その方法を全てお教え致します。

積載方法

積み込む手段は基本的に、トラックのサイドから積載するフォークリフト、吊り上げて載せるユニック、 板を荷台に掛けてカートを自走させて乗せるアユミ板(アルミブリッジ)の3つがあります。それぞれメリットとデメリットがありますので、一番良い方法をお選び下さい。

01
フォークリフト(安全でスムーズ)
02
ユニック車両〈少数なら経済的〉
03
アユミ板〈簡単でスピーディー〉

最大積載台数

ゴルフカートを運搬する際に使用する車両は基本的に10t車か4t(ロングボディタイプ)車になります。
*いずれもワイドボディタイプになります。
覚えておきたいのが最大積載台数で、10t車には2人乗りカートが8台、5人乗りカートが6台積載可能。
4t(ロング)車には2人乗りカートが6台、5人乗りカートが4台積載が可能になります。
ただし、一部の大型カートは不可。

積載可能台数

4t(ロング)車での搬送 10t車での搬送
2人乗りカート 6台 8台
5人乗りカート 4台 6台
一部のサンヨー社製のカート、クラブ・カー社製・EZGO社製のカートはサイズが大きいため入らない場合がありますので予め確認をして下さい。※アームレストやパターチューブを外せば、サイズは大幅に小さくなります。

大型車の種類(平ボディ車の場合)

数ある大型車でも、一番積載が簡単なのが平ボディ車です。
一部の大型カートは別ですが、通常であれば、問題なく上記にてご紹介した台数の積載が簡単に出来ます。

積み込みは簡単ですが、カートは走行中に風圧を受けます。
カートは必ず進行方向に向けて積み込まなくてはいけないことを覚えておきましょう。
逆向きに載せますと、フロントシールドを破損する危険性があります。

大型車の種類(ウィング車の場合)

格安車両の帰り便等を探すと、いつも平ボディ車とは限りません。
ウイング車で積載しなくてはならない事も多々ありますので、積み込み方法をご紹介致します。
ウイング車を使用する場合、通常のカートでもアームレストは外さなくてはいけません。
下の写真の様に2箇所を外せばアームレストは簡単に外せます。
古いタイプのカートや外国製のカートの場合はネジが内部にある場合もあります。

国産のカートであれば通常はネジのサイズは12になります。

大型カートの一部は、後方部のパターチューブも外す必要がありますのでご注意下さい。
内寸が2400mmの車両であれば、6台全て前方向きに納まります。
内寸が2350mmの車両の場合は、前後と互い違いに載せなくてはいけません。

カートを固定

積載が終わりましたら、今度は走行中にカートが傷付かない様に保護・固定をします。
通常トラックには毛布や発泡スチロール、板などを積んでおりますので、これらをうまくカートの間に挟み破損を防ぎます。
また、トラックは通常ラッシングベルトも積んでおりますので、これを使いカートをしっかりと固定させます。

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